2017年5月7日
前回の記事『聖徳太子が「厩戸王」に・・・』で聖徳太子が厩戸王に変わるかもしれないとブログにかきました。
ところが、どうやら戻った?ようです。
そこで、新学習指導要綱(案)と公示された新学習指導要綱の該当記述部を比べてみました。
学習指導要綱(案)では、
”「律令国家の確立に至るまでの過程」については, 厩戸王( 聖徳太子)の政治,大化の改新
から律令国家の確立に至るまでの過程を,小学校での学習内容を活用
して大きく捉えさせるようにすること。”
全文は、http://search.e-gov.go.jp/servlet/PcmFileDownload?seqNo=0000154962 参照してください。
(※リンク切れ注意)
となっていました。 新学習指導要綱では、
“「律令国家の確立に至るまでの過程」については, 聖徳太子の政治,大化の改新から
律令国家の確立に至るまでの過程を,小学校での学習内容を活用して大きく捉えさせ
るようにすること。なお,「聖徳太子の政治」を取り上げる際には,聖徳太子が古事記や
日本書紀においては「厩戸皇子」などと表記され,後に「聖徳太子」と称されるようにな
ったことに触れること。“
全文は、http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/__icsFiles/afieldfile/2017/04/26/1384661_5_1.pdf を参照してください。
平成27年の学習指導要綱 と比べると、黒字の部分は変わらず、赤字の部分が追加されています。
「厩戸王」追加で触れるということになったようですね。
平成33年(2021年)4月から実施なので、現在、小学3年生の生徒さんから実施ですね。