2019年7月5日
ベトナム日本語ボランティアに行ってきました!
ハノイ HOA BINH(株)国際人材派遣センターでの活動をご紹介します。
周南市在住男性(60代)です。
日本語を教えるという経験がありませんでしたので、何をしたら良いかを「日本語ボランティア周南」の方と事前に打ち合わせをして渡越しました。
最初はどのような展開になるのだろうかと半信半疑でした。しかし、行ってみて「自分の話す日本語が生徒や先生の役に立っている。」ことを実感し、行ってよかった、また行きたいと思っています。
私の予定は、3日間 日本語センターで会話指導、2日間 市内観光でしたが、センターの方のお声かけもあって後半の1日は社員旅行に同行しました。
1日目
空港には日本語センターの先生が車で迎えに来てくれました。
ホテルにチェックイン後 日本語センターに行き、先生方と翌日の打ち合わせをしました。
その後 食事やコーヒーをご馳走になり、打ち解けた雰囲気で翌日の不安もなくなりました。
2日目〜4日目
学生たちは 午前中ラジオ体操をします。
先生方もラジオ体操をよくご存じなく、学生の前でやって見せてくれと頼まれました。
8:00〜17:00まで5つのクラスを回って ベトナム人日本語教師の授業のお手伝いをしました。
初日はしりとりなどのゲームを取り入れてコミュニケーションをとることに気を配りましたが、打ち解けてくると学生たちはどんどん質問をしてくるようになりました。
昼休みは 先生や学生たちがいつも利用している学食で食事をしました。
校内では生活に必要な日本語を目にしました。
5日目
会社の社員旅行に同行して、カットバー島に行きました。バスと船の1泊旅行です。
あいにくの雨季でしたが先生方と観光をしました。自分一人の旅では来ることが難しい観光地とあって連れてきていただいたことに感謝しています。
最後に、今回のボランティアですが、 学生たちに 自分の経験を日本語で伝えることが 日本の文化や習慣を伝えることにもなりました。
ラジオ体操一つを例にとっても私たちの経験を伝えれば良いのです。
学生たちは日本についてなんでも知りたがります。
私は会社勤務と長期の海外駐在経験を日本語で話し、学生たちは日本語で質問をしました。
それが日本語のリスニング力、スピーキング力につながり、私が答えることで会話が成り立ったのです。
これから日本で働くベトナム人技能実習生のためにできることはまだまだあると感じました。
最後の日にはもう少し日本のことを教えたいという思いでベトナムをあとにしました。
「学生が描いてくれた私の姿」
「福岡で介護の仕事が決まっている学生たち」
〈日本語ボランティア周南から一言〉
ボランティアに関心のある方へ
彼女たちのような学生たちが日本に来るために一生懸命日本語を勉強しています。
日本に来るまで日本人と話したこともない学生たちに、自然な日本語表現・使える日本語を教えて欲しいと願っています。